データ入力のオフショアとは
はじめに・・・
唐突ですが、社内で発生する紙媒体等のデータ入力をどうにかしたい、そう考えられている企業さまも多いかと思います。
今回は弊社のサービスでもある、データ入力サービスで切っても切れない、海外現場を活用する「オフショア」とは何か、 またメリット・デメリットについて説明させていただきます。
オフショアとは・・・?
まず、オフショアとは「海外」という意味で、特に途上国や新興国を指す用語です。
IT業界ではよく使用されており、コスト削減等を目的として海外企業に委託したり、 自社工場を海外に置くこと等を指します。
近年海外の人件費も高まってきておりますが、中国、インド、ベトナム、インドネシア等、 まだまだ人件費が安いところも多くあり、国内よりも海外へ依頼したほうが安く済む場合も多いため、 開発等においてもオフショアが活用されております。
データ入力においても同様で、金額的なメリット、人海戦術による納期の短縮も可能となるため、 選択肢の一つとしてオフショアでの作業を実施しております。
メリット、デメリットは・・?
オフショアで作業を行う上でのメリット・デメリットについて説明いたします。
■オフショアで作業を行うメリット
・コスト削減
オフショアで作業を行うことにより、トータルで国内よりも安くなることが期待でき、 人件費を削減することが可能となります。
・人員不足の解消(豊富なリソース)
人員確保のため、求人広告を出したり、社員が残業してまで作業したり、、等
大変な労力になりますが、オフショアでの作業は人海戦術も可能で大量な業務の処理が可能です
【具体例】
5万件の名簿入力作業
納期は作業開始より5営業日の場合、国内では人を集めるのが難しく、
また集めた場合金額的にも大きくなってしまうところ、オフショアを活用し国内よりも安価に、
迅速に現場を動かし納期も問題なく対応できました。
■オフショアで作業を行うデメリット
・文化、考え方の違い
歴史や習慣など、バックグラウンドが違うため、
国内でやりとりするような常識や感覚に違いがあり、円滑な業務推進が難しくなります。
・言語(コミュニケーション)
言葉が違うため、会話等のやりとりが困難となります。
また、理解度や情報確認などの難しさもございます。
・政治的問題等、情勢リスク
紛争や災害などで現場が稼働できなくなる、または取引ができなくなるリスクがございます。
【具体例】
日本語手書き入力作業
長文が記載されている場合、日本人(国内現場)なら判読不明文字がある場合でも
文章前後や文脈から判断や推測可能だが、見たまましか判断ができないことも。
また、オフショアで作業を行っていたところ、現地で災害や紛争、停電が発生し
作業がストップしてしまう、という例もございます。
うるるBPOでは
以上、データ入力のオフショアについて説明させていただきました。
弊社では設立以来海外現場を開拓し、データ入力・スキャンを主に様々なBPO業務を行ってきた経験があり、
強み弱みに応じて海外現場(パートナー)を活用して電子化業務のお手伝いをさせていただいてまいりました。
そのため、デメリットである言語やコミュニケーションの難しさも乗り越え、 また、情勢リスクも複数リソースがあるためバックアップもできる体制です。
もちろん案件の性質にもよりますが、オフショアを活用することにより、
安価、短納期に作業を行うことが可能です。
ニアショア、オフショアのいずれの場合でも、アウトソーシングを利用することで
業務負担の軽減やコストの削減につながり、本来行うべきコア業務に集中していただくことが可能となります。
最後に、、、
この記事に興味を持って頂けましたらこちらをクリックしてください
データ入力事例:https://www.uluru.jp/case/