田中英知様: 今まで約4,000名の顧客名簿の管理を社内で行なってきました。登録項目が9〜10ほどあり、年度ごとに住所や肩書きが変わることも多いため、確認作業にかなりの時間が必要でした。Excel上のデータと原本を見比べながら、どの情報が更新されたのかチェックする必要があったのです。
一人に任せると負担が大きいので、できるだけ空いたメンバーが作業するようにしていましたが、繁忙期に重なると出版業務との両立が困難になることも。しかも、私たちは入力のプロではないので当然打ち間違いが発生します。データの更新作業には数か月の期間を費やすため、非常に手間のかかる作業だと感じていました。
その一方で、最近は顧客への献本が必要になることが増え、顧客名簿の活用シーンが増えてきています。入力データの正確性がさらに求められるようになり、私たちだけで管理していくことに難しさを感じていました。