茨木様:バックオフィス領域のマーケティング強化を図った結果、約300社に及ぶ既存のクライアントを中心に、データ入力に関するご依頼が増えてきました。 多くは顧客から収集したアンケートや申込書等の紙データを入力してほしいというもの。それに対して自社のリソースで対応していましたが、小ロット、短納期のものも多く、その都度人材や作業するための場所、設備、ネット環境等を整備していると、どうしても負担が大きくなり、コストもかさんでしまいます。特に入力したデータをチェックする管理業務を担当する人材は採用することが難しく、その確保については懸案材料となっていました。 そこで今から5年ほど前、クライアントポリシーと照らし合わせて再委託可能なお客様の業務を任せることができる、協業パートナー探しに着手することになりました。
BPO強化のための信頼できるパートナー。
株式会社TMJ
営業統括本部 営業支援部 支援課 茨木様企業概要 | 株式会社TMJ |
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クライアントの課題・要望 | クライアントから受注した紙によるアンケートや申込書等のデータ入力、スキャニング |
解決ソリューション | データ入力、スキャニング |
うるるBPOへ発注する前の状態についてお聞かせください。
協業パートナーとして、うるるBPOを選んだ決め手を教えてください。
茨木様:まず見積り金額が他社と比較してリーズナブルであるという点。自社のリソースを使った場合と比較しても、かなり大きな差でした。やはりうるるBPOには、すでに専門の設備や人材が整備されているという点で、イニシャルコストの部分で特に大きな開きが出たのではないでしょうか。最初の依頼以降も、見積金額で他社より高かったことはなかったと思います。 またデータ管理やセキュリティに関する情報を提供いただき、お客様からの大切なデータを預けることへの不安がなくなったことも決め手となりました。金融関係の企業や自治体からの案件の経験も豊富ということも安心材料でした。 もう一つ、社内の連携体制が整っていることも大きかったです。直接の営業担当者がすぐに対応できない場合でも、メールにccをつけておけば、同じ部署の方から迅速にレスポンスをいただけるのは素晴らしいと感じました。
うるるBPOの営業担当者の対応はいかがでしたか?
茨木様:最初の依頼からこれまで一貫して言えることですが、見積もりや問い合わせに対するレスポンスの早さには感心しています。私たちが直接担当する、コールセンター業務と合わせた見積もり金額を出すことも多いので、うるるBPOから見積書が迅速にあがってくることはとても助かります。
また、要件がはっきりしていない段階での見積もり依頼に対しても、少ない情報をこれまでの経験に照らし合わせて、仮条件で金額を出してくれます。要件の整理も、しっかりと勘所を捉えているので、その内容をみても「さすがにプロフェッショナルだな」ということを感じます。
営業担当者の親しみやすいキャラクターのおかげもあって、いろいろな案件を気軽に相談できる関係性を築けました。今や自分たちだけでは難しい案件については「まずはうるるBPOに相談してみよう」という感覚になっています。
納品物のクオリティ、お預かりするデータのセキュリティに関して、どう思いましたか。
茨木様:納品していただいた入力データの精度に関しては、これまでまったく困ったということはありません。「この価格で、このクオリティ」というお得感があります。
納期についても、こちらとしては心苦しいと思いながら、結構無茶な要望を出すこともあるのですが、そんなときでも可能な限りスピーディーに対応していただいています。
今後のうるるBPOの活用についてお聞かせください。
茨木様:例えば選挙事務所からの案件など、納期や予算に制限があるようなスポットの仕事は、特にうるるBPOの得意分野だと思いますので、積極的に協業を強化できればと思います。
私たちの既存顧客である大企業からは、最近DXに関する問い合わせも増えていて、中でもスキャニングの需要が高まっていると感じます。また書類の電子化を訴求するランディングページやウェビナーを使ったマーケティングを始めたところ、新規のお客様からの引き合いも増加しました。これまでは入力業務の方が依頼する比率は高かったのですが、今後はスキャニングもお願いする機会が多くなるかもしれません。企業のDX推進の第一歩として重要な業務になりますので、しっかりパートナーシップを組んで取り組んでいければと思います。
それに限らず、案件が増えるに従っていろいろと一緒にできることも増えてくるでしょう。今後も変わらぬ良い関係が続けられることを期待しています。